ボーナス・トラック【読書】


著者:越谷オサム

お勧め度87%あげ
読み易さ88%あげ

すごーく面白かったです。図書館で借りて、読んだ後すっきり。しばらくして、また読みたくなって図書館に借りに行ったのですが、題名をうっかり失念してしまって参りました。図書館って、返した瞬間に、誰が借りたのか分からなくなるんですって。どうも『プライバシーの侵害』とやらを守るためにそういった仕組みになってるらしいのですが、お陰で、自分がどんな本を借りたのか調べてもらえず、ネットでキーワードを入れてあちこちで調べてもなかなか見つからず、困っていたらツイッターのフォロワーさんが見付けてくれて、とっても嬉しかったです。

こうして無事積読も出来たこの物語ですが、2回目に読んだ時は結果をしってるだけ、最初の時より切なかったな〜。内容はあんまり書くとネタばれになるから書けないけど、亮太はひき逃げで死んでしまって、たまたま波長があった草野と共にひき逃げ犯をみつける物語。

途中、いろいろ助っ人も出てくるんだ。南浩人とか、愛ちゃん。首コキコキも印象的〜☆こんな若者を見てると、日本もまだまだ捨てたもんじゃないねって思っちゃう。そして事故(事件)現場となった細い道。目撃者となった草野は、事故のあった道で後ろの車にどれだけあおられても、もう道を譲ることはしなくなったんだよね。隣に亮太が座ってるから、それがまた切ない。

それでも横井亮太ほど、幽霊が似あわない人はいないね。ご飯食べて、テレビゲームして、オマケに大いびきかいて寝ちゃうんだから。そんな彼だったから、物語が暗くならず、終始明るいままで終わったんですけどね。

読み終わって、また読みたくなりました。
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野球の国のアリス【読書】


著者:北村 薫

お勧め度87%矢印上

面白い!

野球を知らなくても楽しめますが、野球を知っていればもっと楽しめます。内容は野球が大好きな女の子、アリスが、ひょんなことから『現代版のアリス』を経験することから始まります。現代版アリスでは、野球のルールが逆になっているから大変。逆と言ってバッターがピッチャーにボールを投げるとか、そこまで大変じゃないけど、左右が入れ替わっていることが大変なんです。

そう、打者はヒットを打ったら3塁に走らなくちゃいけないんです。日ごろ野球をやらない人なら、3塁、3塁、と思っていれば問題なくヒットを打ったら3塁へと、走れるかもしれないけど、主人公のアリスは男の子に混じってレギュラーを獲るほどの実力者ですから、ヒットを打ったら反射的に1塁へ・・走っちゃうんですよ。長年身についた条件反射だから、どうしようもないんです。

大失敗したアリスは『アリスの国』の安西くんに信頼をいっぺんに失ってしまうのですが・・。面白いキャラクターの中に、『宇佐木(ウサギ)』さんという方がいらっしゃいます。名前もうさぎなら、いつも「大変だ〜大変だ〜」と叫びながらぴょんぴょん飛び跳ねっているんです。アリスじゃなくても、ついて行きたくなってしまいますね。そしてアリスはこの不思議な国のアリスで大切なものに気が付くのでした。

スカ〜!!とする場面もありますし、北村さんらしい言葉遊びもあって楽しく読めました。
JUGEMテーマ:読書

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陽気なギャングが地球を回す【読書】


著者:伊坂幸太郎

総評:★★★★★++AA

主な登場人物
成瀬(なるせ):嘘を見破る天才。
久遠(くおん):スリの名人。
雪子(ゆきこ):完全時計を持っている。
響野(きょうの):何時間でも喋れる。

伊坂さんの本はまず夢があるのが良い。

現実には起きそうにない話かもしれないけど、もしかしたらあるかも?と思わせるところは書き手の技量かと思います。そして一度読んで、もう一度読み直すと、ああ、この時のこの話はここに繋がるんだと、必ず意図が絡まっているんです。それらが最後になって、あっと驚く形で収まってしまうから凄いと思います!!

そしてこの本は4人の天才銀行強盗の話なのですが、4人の他にも祥子さんや雪子の子供慎一くんなど登場します。祥子さんは雪子さんとも仲良しで、ユーモア溢れる都会的な女性。なぜ響野さんと結婚したのか謎。雪子さんの息子慎一くんは、お母さんたちが銀行強盗をしてる事を知っています。友達のいじめを防ごうと計画中。成瀬さんの息子タダシくんは自閉症という病気。勘が鋭く、時々お父さんに警告のような電話をしてきます。

それぞれの主人公たちは、成瀬さんは市役所で働いていたり、雪子さんは派遣社員の仕事をしたりしています。久遠くんは日頃の生活ぶりは出てきませんが、きっと普段は金持ちそうな人からさっとお財布を抜き取り適当に生活してる感じ。響野さんは成瀬と同級生で、彼の特技はとにかく喋る事。そんな特技が銀行強盗に役に立っているとは思えないのですが、実は大事な役割をしていたりします。もう一つ、彼は喫茶店を経営していて、銀行強盗の打ち合わせはいつもこの喫茶店でしています。

さて。この4人の天才が集まって、毎回鮮やかに銀行強盗を繰り返すのですが、今回はちょっと様子が変・・。雪子さんの昔の彼氏が出てきたり、怪しげな現金輸送車強盗などが登場して成瀬たちを困惑させます。果たして成瀬さんはこの窮地をどうやって脱するのでしょうか?そして友達の危機を救おうと、響野さんと久遠くんに助けを求めた慎一くんは無事友達を助けることが出来るのでしょうか?伊坂さんの本は最後のクライマックスが鮮やかでお見事なので、楽しみながら読んでほしいと思います。
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