陽気なギャングが地球を回す【読書】


著者:伊坂幸太郎

総評:★★★★★++AA

主な登場人物
成瀬(なるせ):嘘を見破る天才。
久遠(くおん):スリの名人。
雪子(ゆきこ):完全時計を持っている。
響野(きょうの):何時間でも喋れる。

伊坂さんの本はまず夢があるのが良い。

現実には起きそうにない話かもしれないけど、もしかしたらあるかも?と思わせるところは書き手の技量かと思います。そして一度読んで、もう一度読み直すと、ああ、この時のこの話はここに繋がるんだと、必ず意図が絡まっているんです。それらが最後になって、あっと驚く形で収まってしまうから凄いと思います!!

そしてこの本は4人の天才銀行強盗の話なのですが、4人の他にも祥子さんや雪子の子供慎一くんなど登場します。祥子さんは雪子さんとも仲良しで、ユーモア溢れる都会的な女性。なぜ響野さんと結婚したのか謎。雪子さんの息子慎一くんは、お母さんたちが銀行強盗をしてる事を知っています。友達のいじめを防ごうと計画中。成瀬さんの息子タダシくんは自閉症という病気。勘が鋭く、時々お父さんに警告のような電話をしてきます。

それぞれの主人公たちは、成瀬さんは市役所で働いていたり、雪子さんは派遣社員の仕事をしたりしています。久遠くんは日頃の生活ぶりは出てきませんが、きっと普段は金持ちそうな人からさっとお財布を抜き取り適当に生活してる感じ。響野さんは成瀬と同級生で、彼の特技はとにかく喋る事。そんな特技が銀行強盗に役に立っているとは思えないのですが、実は大事な役割をしていたりします。もう一つ、彼は喫茶店を経営していて、銀行強盗の打ち合わせはいつもこの喫茶店でしています。

さて。この4人の天才が集まって、毎回鮮やかに銀行強盗を繰り返すのですが、今回はちょっと様子が変・・。雪子さんの昔の彼氏が出てきたり、怪しげな現金輸送車強盗などが登場して成瀬たちを困惑させます。果たして成瀬さんはこの窮地をどうやって脱するのでしょうか?そして友達の危機を救おうと、響野さんと久遠くんに助けを求めた慎一くんは無事友達を助けることが出来るのでしょうか?伊坂さんの本は最後のクライマックスが鮮やかでお見事なので、楽しみながら読んでほしいと思います。
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