グラン・トリノ【映画】

観たい映画が、並ばずに、いい席で、確実に取れる

総評:★★★★★++AAA
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監督:クリント・イーストウッド

主なキャスト
ウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)
タオ・ロー(ビー・バン)
スー・ロー(アーニー・ハー)
ヤノビッチ神父(クリストファー・カーリー)

さすがは『クリント・イーストウッド』。素晴らしい映画でした。映画の予告では、心を閉ざした少年が少しずつ心を開いていく映画なのかと思っていましたが、心を閉ざしていたのはクリント扮するウォルトの方でした。その昔、戦争で多くの命を奪った自分を今でも許せなでいるウォルト、そして父親がいないために男としてどう生きて行っていいか分からない少年タオ。タオは不良グループにそそのかされ、隣に住むウォルトの宝物ヴィンテージ『グラン・トリノ』を盗もうとするのですが失敗します。後日、母と姉に連れられ、お詫びにタオを働かせてくれと頼み込まれるのです。

最初は迷惑だと思ったウォルトでしたが、熱心に働くタオをやがて見直すようになり、そのうち仕事が無いというタオに働き口まで世話するようになります。これで一見平和が戻ったように見えたのですが、不良グループが再びタオに近づき焼きを入れるのです。それを知ったウォルトは激怒、不良グループの一人を傷めつけ、二度とタオに近づくなと言うのですが、これが引き金となって『暴力には暴力で返せ』の言葉通り、不良グループのいやがらせがはさらにエスカレートし、姉のスーにまで及びます。

不良グループに警告をした結果を見て愕然とするウォルト。そしてこのままでは、ロー一家に平穏が訪れる日はこない・・そう思ったウォルトが取った行動とは?最後まで不器用だったウォルト。手先は器用でも心の伝え方を知らなかっただけなんですね。それでもあれだけ偏見を持っていたモン族と親しくなった頃は楽しそうでした。笑いもあり、ユーモアたっぷりに演じるクリントの演技にも注目。映画の冒頭で『いびき』と思ったのはウォルトの『噴火』の前兆でした。前兆が来たら早く立ち去れ!ウォルトが噴火する前に!ですね。それからこの映画、タオやスーはもちろん、ウォルトの隣に暮らすモン族の家族や不良グループ役の人まで全員本物のモン族の方ばかりを集めたそうです。

『出来るだけモン族をリアルに描きたかった』のがその理由らしいのですが、わざわざモン族が集まるところまで出向き、オーディションの旨を伝え、人材を集めたとか。その労力を惜しまないクリントに脱帽。その結果、素晴らしい映画が出来上がったと思います。また、ロー一家のおばあちゃんは、映画の中ではモン語しか喋りませんが、実際モン族の言葉しか喋れないそうで、映画の中はすべてアドリブだったそうです。驚きですよね!脚本も読まず、クリントとの絡みをアドリブだけで演じたというのですから。このウォルトとのシーン、なかなかの見ものだと思いましたよ。

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