パラドックス13【読書】


著者:東野圭吾

お勧め度85%矢印上

毎回、東野さんの作品を読むたびに、彼の才能には『底』というものがないのだろうか?と驚愕されますが、今回の作品【パラドックス13】は今まで一番、衝撃的を受けました。

内容は突然世界中の人々が消えてしまう怪事件からはじまります。冬樹は兄と一緒に、凶悪犯を追いかけていたはずなのに・・犯人が自分に拳銃を向けて発砲した・・はずじゃなかったのか・・。とまどいながら、突然消えた人々を探し始める冬樹。どこをどう探しても誰も見つからない・・絶望しはじめた冬樹の前に母娘の親子が現れ、自分だけじゃなかったと希望をもち、さらに探しているうち、やっと13人の生存者たちを見つけるのだが・・。

なぞは沢山あった。まず、なぜ人々が突然消えてしまったのか?生き残った人々はなぜ助かったのか?共通点はまったくないように見えた生存者たちは、ともかく、再び生き残るために共同生活を始める。最初は、それこそ食べ物もあふれ、コンビニからレストラン、食べ物がある場所へ移動していけば13人が生き残れるのかと思ったけど・・生の食べ物はどんどん腐っていき、インスタント食品も電気が切れてしまえばお湯もレンジも使えず、食べられる食材はどんどん限られていく・・。

しかも、老人は移動するのも困難な状況に。そこへ天災につぐ天災。まるで地球がなぜ13人生き残っているんだ・・と言わんばかりに生き残った人々を苦しめる…。洪水、地震、安全な場所がどんどんと限られていく中冬樹がとった行動は・・?職業も年齢もバラバラの人間がなぜ残ったのか?その事実を知った時、驚愕の事実に残った人々は愕然とするのだった・・・。


常識ってなんだろうって改めて考えさせられました。道徳というものは、人が安全に生きていけると確証があって、初めて成り立つものなんだと思いました。あと一つだけ分からないことが、誠哉が冬樹と最初に再会した時の行動。冬樹は巡査なんだから、拳銃を持ってるのは分かってる事、わざわざあんな回りくどいこと、なんでする必要があったのか、分かりませんでした。


☆生き残った人々☆

久我誠哉、刑事。その弟冬樹、巡査。白木栄美子、主婦。ミオ、栄美子の子供。新藤太一、フリーター。小峰義之、サラリーマン。戸田正勝、小峰の上司で建築会社の専務。中原明日香、高校生。山西繁雄・春子、老夫婦。富田菜々美、看護婦。勇人、赤ちゃん。河瀬、ヤクザ。
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